過払い金が消滅?

こんにちは、司法書士しおり綜合法務事務所です。

最近良く耳にする言葉で、ご質問や誤解が多いものを、当ブログで説明して行きたいと思います。

今日は、この言葉。                                         「過払い金が消滅!平成28年に過払い金が消滅!?」・・・・消滅するんですね???・・・

まず、なぜ平成28年に過払い金が消滅すると言っているのか、それを解説したいと思います。

平成18年1月13日に最高裁判所第二小法廷において、判決がでました。

簡単にご説明すると、貸金業法第43条1項にある「みなし弁済」の規定が認められなくなったのです。「みなし弁済??」たしかにこれだけ聞いても理解できる方は少ないと思います。私も、司法書士になってから初めて知った言葉です。法律上定められたいくつかの要件を満たせば、利息制限法所定の利息を超える利息であっても、有効な弁済があったと「みなす」ものでした。しかし、この判決によって、要件のひとつである「支払いの任意性」に関し、事実上ほぼ認められないことが決まりました。

さてこの「みなし弁済」が否定されると、何がおきるのか?

利息制限法を越えていた利息も(出資法)、これが否定された事で、有効な弁済であったとはみなされず、当然払い過ぎた利息を返さなくていけない!つまり、過払い金が発生する訳です。

この判決が平成18年に出たので、来年の平成28年に丸10年経ちますから、過払い金消滅!と盛んにCMなどで流れています。

でも、ちょっと待ってください!

過払い金の返還請求時効は、概ね支払いが終わってから10年ですよね?                 支払いが終わった時期は人によって違いますよね??

判決がでたからと言って、来年で全ての人の過払い金が無くなる訳ではないのです!

ここでリテラシー的なお話をさせて頂きますと、一時の過払い金ブーム終わりました。過払いバブルとさえ言われ、どの士業の先生方も我先に過払い過払いと、まるで自分のお金を取り戻すように、加熱していたのです。 そのブームも過ぎ、当然ご依頼される方の数に限りはありますので、受任件数が激減した→テレビCMやマスコミに出てくる大手の事務所は運営できない→そこで依頼者の数を上げる為に、このような謳い文句でCMを行っているのです。要は煽りですね・・・

ただし、一概にこのコマーシャルが悪いとも言えません。二つの側面から見てみますと。

メリットとしては、依頼される方の底上げを行っていますから、他の事務所等に波及されると思います。   デメリットとしては、本当に来年で過払い金が消滅してしまい、もしくは、まだ時効で消滅もしていないのに、その事実を知らずに過払い金の請求を諦めてしまう方が、絶対に出てくると思える事です。これは非常に残念でありません。でも、

安心してください!!過払い金、なくなりませんよ!w

支払いが終わってから10年経過していない、利息制限法を越える(概ね18%)利息で借り入れしていた、このような方は、来年になっても過払い金が無くなる訳ではありませんので、ご安心ください。

過払い金の取り戻し、ご相談は、女性司法書士が運営しております。司法書士しおり綜合法務事務所 0120-17-30-77 までお気軽にお電話ください。

当事務所では、JR上野駅徒歩5分の立地です。事務所にくる事が困難な方や、人目が気になる方の為に、無料にて出張訪問相談も行っております。(案件による)

初期費用無料、相談料無料です。

 

 



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