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少額の任意整理についての注意点

最近のご相談傾向として、多額な借り入れ(概ね500万円以上)か、少額(概ね100万円以下)と、ご相談が二極化されているように感じます。
全てではありませんが、当事務所ではこのように分かれてきています。

多額な借り入れについては、個人再生などの解決方法で何度もご説明をしていますので、そちらをご覧ください。

今回は少額(借り入れをしている方には少額ではないと思いますが)の任意整理での解決方法を説明したいと思います。

3社で90万円の借金のケースで解説します。

借入年数は1年ほど。
クレジット会社からのキャッシングです。
借入利率は、年利15%です。

毎月の返済金額は約3万円で、任意整理して減額したいとご相談がありました。

まず現在支払っている利息は、いくらになるのでしょうか?

合計金額で算出すると、毎月11000円の利息を支払っている計算になります。3社で30000円を支払いますが、内利息は11000円になるので、元金は19000円になります。
返済しては借り入れをしてしまえば、元金は減らないので、ずっと利息を11000円支払う事になります。
年間で考えれば、132000円もの利息を支払うのです。
任意整理を行えば、この元金3社で90万円を36回(履歴による)の分割支払いで和解ができる可能性がありますので、毎月の返済金額は3社で約25000円になり、完済する見通しもつきます。

次に考えなくてはならないのは、依頼した場合の着手金や和解成功報酬です。
当事務所の場合は、1社につき4万円(税別)となりますので、3社で12万円税込み132000円となります。
依頼をした場合は、報酬は分割でお支払い可能ですが、債権調査から和解までは、3ケ月ほどになりますので、132000円を4回で分割支払いして頂いても、毎月の報酬分割金額は、33000円になります。

他の事務所では、入金代行という事も行っている場合があります。
そこで入金代行をした場合と、当事務所の場合を比較してみます。

当事務所のケース 和解後はご自分で債権者へ支払って頂きます。
ここで、振込手数料を計算してみます。

ご自分で支払う場合
440円(1社につき)または振込先銀行によっては、振込手数料が無料もあります。
440円×3社×36回=47520円が完済までの振込手数料になります。
入金代行の事務所の場合
1000円(1社につき)これは送金管理手数料と言われるものです。
1000円×3社×36回=108000円となります。
さらに長期分割をした場合は、これ以上の金額を支払っていく事になります。
36回で計算しても、振込手数料の差額は、60480円になります。

この差は大きいですよね!!
この差額を元金に組み込めば、少しでも支払いは早く終わります。

このように、毎月の支払いが大幅に下がり、長期で分割支払うができると思われても、実際はかなりの金額を支払ってしまう事になる場合があります。

任意整理をするお考えの時は、次の点に注意して判断すると良いでしょう。
・全体的に毎月の支払い金額はいくらになり、総額でいくら払う事になるか、計算をする
・依頼をする事務所の報酬が、1社あたりいくらであるか把握する
・毎月の支払い金額が、極端に低くなる場合は、かなりの長期になるので、現実的に支払いが終わる年数を考えてみる。
・支払い元金だけではなく、振込手数料も計算して、毎月の支払い計画をたてる

借金問題は、なかなか相談しにくい話です。
しかしながら、放置してもなんら解決はしません。
債務の金額に限らず、借金問題解決には、司法書士しおり綜合法務事務所までお気軽にご相談下さい。

JR上野駅 徒歩7分の東京都台東区にあります、女性司法書士が運営している事務所です。

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